
重大な疾患
医療が発達し、平均寿命が伸びた日本でも、病の進行によって手遅れとなり、多くの人が亡くなっています。
日本人の命を奪う病気の三大要因は、ガンと、脳血管疾患と、心疾患の三つと言われています。
ガン以外には、血管による疾患であることから、病院でも血管の検査は重要視されています。
脳血管疾患、心疾患ともに、動脈硬化による影響が大きいため、こうした病気を避けるためには、特に血管の状況に気を使わねばならないでしょう。
心臓ドックでは、この動脈硬化に対する検査が行えます。
大きな死亡要因を占める動脈硬化に対して、詳しく検査ができるので、受けておいて損はないでしょう。
三大要因の一つであるガンの検査は、心臓では行われません。
ガンといえば、体の至る所にできる病ですが、心臓には発生しないのです。
理由としては、心臓の細胞が細胞分裂を起こさないため、分裂のミスで起きる細胞のガン化が起きないのと、心臓が他の内蔵よりも高温であるため、ガンが出来たとしてもガン細胞が死んでしまうため、検査でもガンの有無を調べることはないのです。